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第1回「テーゾイジードン投資[MWG]」、第2回「ビナミルク[VNM]」を無料公開中。

【第1回】 テーゾイジードン投資（MWG）：　携帯電話、IT機器等を販売する

テーゾイジードンドットコム及び家電製品を販売するディエンマイドットコム

をチェーン展開して急成長。テーゾイジードンドットコムは全国に320以上の

販売店網を有し、売上高の6割近くを携帯電話が占めている・・・

【第2回】 ビナミルク（VNM）：　ベトナムを代表する乳業会社。製品は、

牛乳、その他乳製品から栄養食品、清涼飲料まで200種以上にわたるが、

そのうち牛乳、練乳、粉ミルク、ヨーグルトの4部門を中心に生産販売を行っている。

最近は、輸出強化と海外現地生産に注力している・・・

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CONTENTS
 
01. ドン安進行止まらず、公定レート上限まで僅か13VND
02. 週間☆アクセス数上位ランキング！
     特集（2015年4月6日～2015年4月12日）  
03. 噂のうわさ話
   　ビングループ[VIC]
04. サイゴン・街角風景　　
  　「ファミリーガーデン」

  地元紙の統計によると、各商業銀行におけるドル売値が、
4月6日～7日は安定していたものの、8日午前には前日比で
+15～30VND上昇した。ドル売値は最高2万1660VNDに達しており、
対ドル銀行間為替レート(中銀公定レート)の上限(1USD＝2万1673VND)まで
あと僅か13VNDに迫っている。

  8 日午前の各商業銀行におけるドル売値は、◇ベトインバンク[CTG]
(Vietinbank)：2万1660VND、◇テクコムバン(Techcombank)：2万1655VND、
◇アジアコマーシャル銀行[ACB](Asia Commercial Bank)：2万1650VND、
◇エクシムバンク[EIB](Eximbank)：2万1645VND、◇ベトコムバンク[VCB]
(Vietcombank)：2万1640VNDなどとなっている。

＜4月8日午前の各銀行対ドル為替レート＞



  一方、中央銀行はドル売値が上昇しているにもかかわらず、
これまで外貨売却による介入の動きが見えない。中央銀行取引所の
対ドル為替レートは、1USD＝2万1350VND～2万1600VNDを維持している。

  経済専門家のグエン・チー・ヒエウ博士は、｢今回ドン安を招いている要因は、
輸出促進に向け世界各国が通貨の切り下げを実施したことを受けた心理的なもの。
ベトナムは通貨を切り下げる必要に迫られていない｣とコメントしている。

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このコーナーでは、前週のベトナム株・経済情報（www.viet-kabu.com）の
アクセス数の多かった記事を紹介いたします。

1 位 ホアンアインザライ、シンガポール大手へ不動産子会社株式売却できず
[2015/04/06 14:31 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150404124244.html

  ホアン・アイン・ザライ[HAG](Hoang Anh Gia Lai＝HAGL)は3日、
不動産開発を手掛ける子会社ホアン・アイン・ザライ・ランド(HAGL Land)の
株式50％をシンガポール大手不動産投資会社ローズレイ(Rowsley)に
売却する計画が不成功に終わったことを発表した。

  HAGLは2月、ローズレイとの間でHAGL Land株売買について合意していた。
それによると、ローズレイは、HAGL Land株の取得を通じて、HAGL Landが
100％出資しミャンマー・ヤンゴンの中心部で展開している複合商業施設
｢ホアン・アイン・ザライ・ミャンマーセンター｣などへの案件に参画する予定となっていた。

  だが、ローズレイは検討の結果、HAGL Landの株式50％取得ではなく、
ホアン・アイン・ザライ・ミャンマーセンター案件へ直接投資する方法を
取ることを提案したという。これについてHAG側は、ミャンマーでの
資本譲渡益に対する税率が40％に上ることから、同意しなかった。

  今後の戦略的パートナーの選定について、HAGのボー・チュオン・ソン社長は、
「多くの海外企業がHAGL Land株式の取得に関心を持っているが、
現段階では香港の企業を戦略的パートナーとして選択する見通しだ」と述べている。

  なお、HAGLは同日、ゴム加工を手掛ける子会社ホアン・アイン・ザライ・ゴム
(HAGL Rubber)を｢ホアン・アイン・ザライ・国際農業(HAGL Agrico)｣に改称し、
7月にもホーチミン証券取引所(HOSE)へ上場する計画であることを明らかにした。

2 位 ビングループ、ビナテックスマートを買収
[2015/04/10 18:50 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150410053019.html

  ビングループ[VIC](Vingroup)は、同社傘下でスーパーマーケットを
運営している｢ビンマート｣がベトナム繊維・衣料総公社(Vinatex＝ビナテックス)
子会社のベトナム商業・ファッション社(Vinatexmart＝ビナテックスマート)を
買収したと発表した。

  これによりVICは、ビナテックスマートが全国19省・市で展開している
スーパーマーケット「ビナテックスマート」39店舗を傘下に収めた。
一方、ビナテックスは、VICとの提携を強化することで、自社の衣料品を
VICが運営するスーパーマーケット・商業施設網を通じて販売できるようになる。

  VICのズオン・ティ・ホア社長は、ベトナムの小売市場について
「ポテンシャルの高い魅力的な市場であることから、世界大手小売業者に
注目されている」と評価し、今回の買収で2017年までに｢ビンマート｣
100店舗、｢ビンマート・プラス｣1000店舗を展開する計画に弾みがついたとコメントした。

  VICは、オーシャンインベストメントグループ[OGC](Ocean Group)傘下の
「オーシャンマート(Ocean Mart)」を買収して小売市場に参入。
｢ビンマート｣と「ビンマート・プラス｣を開業してから4か月余りしか経っていないが、
現在までに全国の店舗数は｢ビンマート｣14店舗、｢ビンマート・プラス｣
23店舗、計37店舗にまで拡大している。

3 位 14年インスタントコーヒー販売量、ビナカフェ・ビエンホアがトップ
[2015/04/06 16:40 JST更新]
http://www.viet-kabu.com/news/hochiminh/150403064933.html

市場調査会社ニールセン・ベトナム(Nielsen Vietnam)が発表した
ベトナムインスタントコーヒー市場調査結果によると、
ビナカフェ・ビエンホア[VCF](Vinacafé Bien Hoa)がシェア41％を占め、
国内最大手となった。

  この調査は、2014年に全国36の都市・農村部で調査した
インスタントコーヒーの販売量に基づいたもの。
2014年におけるインスタントコーヒー販売量の伸び率は+5％だった。

  その中で、VCFの2014年売上高は前年比+30％増の3兆VND(約167億円)余り、
税引後利益は同+54％増の4010億VND(約22億3000万円)に達した。
同社の1株当たり利益(EPS)は1万5100VND(約84円)。
現在、同社製品を販売する店舗数は全国で14万か所に及んでいる。
2015年事業計画によると、同社は主力のインスタントコーヒー以外の
飲料分野にも参入する方針だ。

  なお、VCFは「2014年ナショナルブランド賞(National brand 2014)」を受賞した。
同社の受賞は、2008から今回で5回目となる。

  ＜2014年インスタントコーヒー市場シェア(販売量)＞

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※くれぐれもお取り扱いにご注意ください！！
現地投資家は何を考え、何に基づいて投資をするのか？
いろいろと推察しながら、しかし、あくまでも「噂として」お楽しみください。
 
※こちらの記事はグローバルリンクアドバイザーズ株式会社が、
毎週有料会員向けに配信しているメールマガジン「ベトナム株・経済情報」の
過去記事をご提供いただいたものから「ベトナム株・経済情報」が独自に選んだ、
おもしろい噂を組み合わせて掲載しています。

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ベトナム現地投資家のうわさ話・ビングループ[VIC]・の巻！

(2015年04月15日 発行ベトナム株通信 第2527号)
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■■■ビングループ[VIC]■■■

  ビングループ[VIC](Vingroup)は2014年に、オンライン販売を手掛ける
「ビン・イーコム(VinE-com)」を立ち上げたが、ビン・イーコム開業に
向けた準備が着々と進められているようだ。

大手オンライン販売業者「ザロラベトナム(Zalora Vietnam)」の
元社長エリック・ジョンソン氏、地場大手共同購入サイト「ニョムムア(Nhommua)」の
財務最高責任者(CFO)だったカイル・ファム氏など、電子商取引業界で
人脈の広い人物をスカウトしたといわれている。

同社の電子商取引サイト名は、「Adayroi.com(ベトナム語で「わっ見つかった」)」
になると噂されている。サイト開設初日時点で約130万種の商品情報が登録される見通しで、
商品発注から6時間以内に、生鮮食品等については1時間半以内に配達されるという。
更に、同社はホームショッピングチャンネル「Adayroi.tv」の最高責任者を募集している。

なお、VICが既に「Vinpay.vn」、「Vinmall.vn」、「Vindeal.vn」など幾つかの
ドメインネームを登録していることから、電子決済、価格比較サイトなども
立ち上げるのではないかという噂も流れている。

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 毎週、スタッフの持ち回りでお届けする「サイゴン・街角風景」。
今週はJoより、子供たちがミニ農業を体験できる「ファミリーガーデン」をご紹介します。

ホーチミンに住んでいると大きな庭付きの家に住んでいない限り、家庭菜園はおろか
広々とした畑で子どもたちが土いじりをする機会はほぼありません。
実際私が今住んでいるところもマンションで、ベランダにいくつか花の鉢植えがありますが、
自然と戯れるにはほど遠い環境です。



そんな住環境ではできないことを、子供が体験できるのがホーチミン2区
タオディエン地区にある「ファミリーガーデン」です。ここでは様々な野菜や
果物を無農薬で栽培しており、アヒル、鶏、うさぎなども飼育しています。
野菜は栽培過程で出る廃棄物や動物の排泄物を堆肥にして育て、
動物はここで取れるトウモロコシや野菜を利用して飼育されているという
循環型農業を実践しています。



このガーデンは、単に野菜を育ててそれを販売しているだけではなく、
スタッフの方々が子供たちにミニ農業を体験させてくれます。
ガーデン内に植えられている野菜の説明から始まり、いろいろな葉っぱに触れ、
直に感触を確かめてみたり、無農薬で栽培するために空き缶を使った
天然の虫取り器を使っていることや、どうやって虫が集まってくるかなど丁寧に教えてくれます。
その後は実際に野菜を収穫してアヒルにやったり、鉢植えに灰やいくつかの土を混ぜて
野菜の種を植える体験もさせてくれます。

そしてこれがなんと無料（要予約）なんです。



また、ガーデン内ではとれたての野菜や、肉、卵、自家製のはちみつ、
ぶどう酒などが販売されているほか、果物のフレッシュジュースや、
買った肉を畑の横でで炭火で焼いてくれたりするので、お手軽ガーデンBBQがその場でできてしまいます。
おなかを満たしたあとは、ガーデン内を流れる小川で子供たちは魚釣りをして楽しんでいました。
魚釣りの餌はというと、これもガーデンでとれたばかりのミミズという、どこまでも循環している「ファミリーガーデン」でした。

「Family Garden」

住所：28 Thao Dien St. Thao Dien Ward, District 2. HCM City.
営業日：土曜日、日曜日
www.facebook.com/familygarden.familyfood

（photo by Jo）

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今回は、ここまでです。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございます。
今後とも、「ベ トナム株・経済情報」をよろしくお願いいたします。

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